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体育実技事例集

事例を探す <障害学生に対する体育実技についてのアンケート調査>

障害の種類 キーワード

聴覚障害 水泳

聴覚障害聴覚障害その他 / 健常学生と混在して受講 / 担当教員1人 / 水泳 / 具体的で大きな声かけ
ゆっくり大きく口を開けて話す /

その他(ディシェンヌ型筋ジストロフィー)

その他 / (ディシェンヌ型筋ジストロフィー) / 障害学生対象クラスでの受講 / 担当教員1人 / ウォーキング / キャンパス内散策 / 保健管理室と体育館事務室の支援体制がきわめて有効であった。 / 当該授業で単位を取得した先輩たち(在学生)が自主的に支援してくれた。

その他(ストレス性の疲労倦怠感、食欲不振、社会不安障害) ウォーキング

その他 / (ストレス性の疲労倦怠感、食欲不振、社会不安障害) / 障害学生対象クラスでの受講 / 担当教員1人 / ウォーキング / キャンパス内散策 / 欠席をする場合の連絡(携帯電話間)を密にし、コミュニケーションをとるとともに、最大限の注意を払った。基本的に知的レベルの高い学生が多いため、脳科学的な情報も適宜提供した。 /

その他(膝骨壊死、股関節機能不全、滑膜炎) ダーツ

その他 / (膝骨壊死、股関節機能不全、滑膜炎) / 障害学生対象クラスでの受講 / 担当教員1人 / ダーツ / 壊死範囲の縮小傾向なく荷重付加による関節変形の可能性が指摘されていたため、リハビリ的要素と運動負荷のレベル判断が難しく感じられた。 / 学生自身は継続的で体力増強を図るような運動を行うことを希望しているため日常的に実践できるようなプログラムメニューを紹介する必要性を感じた。
運動処方のルールを提示することでリスクのないトレーニング実践を可能にした。

上肢機能障害 ダーツ

肢体不自由上肢機能障害 / 障害学生対象クラスでの受講 / 担当教員1人 / ダーツ / 視覚障害は有していないが、サウンドテーブルテニスが適切なプログラムであった為、コースなどを限定し徐々に拡大していくなどアレンジした。その際に学生と十分なコミュニケーションをとり、出来ることとできないことの共通理解を図った。 / サウンドテーブルテニスの正式な卓球台を有していない為、大学施設課スタッフに製作(通常の卓球台に取り外し可能な木枠をつける)依頼した。 / 身体に障害を有する学生に対する学内施設の整備状況が十分とは言えず、体育館利用時においても次の問題点がある。
①体育館玄関前のスロープの位置
②自動ドアではない為車椅子利用者にとってはリスクがある
③ 2 階フロアへは階段リフトを利用しなければならない等。
気温や湿度などの外部環境にコンディションが影響されやすいためストーブ設置などで対応した。 / ①スキル・スタミナ点: サウンドテーブルテニスや車椅子バスケットボールは少し上手だったと思います。しかし、ダーツは少し下手で、エアロビクスでは最後にスタミナが欠けていたように思います。卓球もまあまあ良かったと思います。
②態度点: 出来る限り頑張ったと思います。どんなことにも前向きだったと思います。
③今後の課題: 運動をすること、スタミナをつけることと本人の自己評価が語るように障害を克服しながらも自らの可能性を最大限に拡大し得るレベルに持っていくことに価値を見出します。

全盲 サウンドテーブルテニス

視覚障害全盲 / 障害学生対象クラスでの受講 / 担当教員1人 / サウンドテーブルテニス / 公認のサウンドテーブルテニス台が高価であるため、購入が難しい状況にある。
点字、音声誘導装置などが配備されていない体育館内では移動時に転倒や他の学生との衝突などのリスクが発生しやすい。 /

難聴 ダーツ

聴覚障害難聴 / 障害学生対象クラスでの受講 / 担当教員1人 / ダーツ / 複数の運動制限を有する学生が混在するため、全員のニーズに即した授業提供に限界が認められた。 / 授業設置が全学的に授業を入れない時間帯であるため、種々の部活動と重なり喧騒の中での授業にならざるを得なかった。 / 筆談 / ルールブックの提示と丁寧な説明、および模範プレイの実践 / 1 、当該授業で単位を修得した学生たちが自主的に支援活動を展開してくれた。
2 、福岡教育大学ノートテイク講習会にメンバー全員で参加するなど、障害の理解度を拡大した。

弱視 柔道

視覚障害弱視 / その他 / 担当教員1人 / 柔道 / 課外活動的に週2~3回マンツーマンで指導している。 / 視覚障害の学生なので健常学生と同程度の強度でやっているが、時々は気を付けて、気を使いながら指導している。 / 初めは畳の上にマットを敷いても受け身ができるようになったら畳の上で練習をやっている。 / 柔道で体力がついたせいか、自信を持ち性格が明るくなり、積極的になった。

難聴 卓球

聴覚障害難聴 / 健常学生と混在して受講 / 担当教員1人 / 卓球 / 健常学生と共に活動
特別な活動はしなかった。 / 拡大文字資料 / 紙ベースの資料を用いた /

下肢機能障害 卓球

肢体不自由下肢機能障害 / 講形態 健常学生と混在して受講 / 担当教員1人 / 卓球 / 障害学生が出来る範囲で、一般学生と一緒に活動した。 / 卓球マシンを購入し、車椅子の学生等足が不自由な学生もストローク練習ができ効果があったと思う。 / 卓球マシンを購入
段差をなくすための傾斜版(ステップ)を設置した。 / 卓球マシンの購入の発想は、障害者対策としてストレートだが、その他の学生も好評で卓球の授業では必需品となっている。

お問合せ先

筑波技術大学
教育関係共同利用拠点事業事務局

〒305-8520
茨城県つくば市天久保4-3-15
筑波技術大学
障害者高等教育研究支援センター

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