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体育実技事例集

事例を探す <障害学生に対する体育実技についてのアンケート調査>

障害の種類 キーワード

上肢機能障害 ストレッチ

肢体不自由上肢機能障害 / 障害学生対象クラスでの受講 / 担当教員1人 / ストレッチ / 重い障がい者のため、ストレッチング、呼吸法、簡単なトレーニング(トレーニング機器を利用) /

下肢機能障害 車椅子マラソン

肢体不自由下肢機能障害 / その他 / 担当教員1人 / 車椅子マラソン / トレーニングルームでの上肢トレーニングと、ランニングコースを利用した長距離走を行った。 / トレーニングルームにスロープがなかった為、入学後設置した。 / トレーニングルームのスロープ設置
大学周辺のランニングコースの利用 / ランニングコースが雨天の場合ぬかるみができ使用できないため、毎回下見が必要であった。 / 夏休みに車椅子マラソン(ハーフ)に参加し、完走した。卒業時、この件が学生
生活の中で達成感を味わえた出来事であったとのコメントがされた。

下肢機能障害 バドミントン

肢体不自由下肢機能障害 / 健常学生と混在して受講 / 受講中の学生が補助 / バドミントン / 障害の程度が軽く、授業を実施するうえで大きな問題は無かった /

下肢機能障害 卓球

肢体不自由下肢機能障害 / 障害学生対象クラスでの受講 / 担当教員1人 / 卓球 / 学生の状態に合わせて、教員が同行 / 学生の状態や興味に合わせて緩やかに行うように工夫した。(内容は、特別に変更していない) / 他種目が実施されているため、場所の確保に困難であった。 / 体育実技に興味を持つようになった。

弱視 バレーボール

視覚障害弱視 / 健常学生と混在して受講 / 担当教員1人 / バレーボール / ゲーム / 全体に、障害者がいることを周知 / 拡大文字資料 / 全体によくなじんでいた

難聴 テニス

聴覚障害難聴 / 健常学生と混在して受講 / 受講中の学生が補助 / テニス / 健常学生と同一内容を行う / 「難聴者のため聞き取れないことがあった場合は、健常学生の手助けを受ける」と「健常学生に手助け」するように指導。
出来るだけ運動状況を確認しながら進めた。 / 本人持参のマイクを使用したが出来るだけ「ゆっくり」「近く」で話した。 / マイク・拡声器 / 「ゆっくり」「大きな声」で十分理解できるので心がける /

上肢機能障害 ボールゲーム

肢体不自由上肢機能障害 / その他 / 助手をつけた(学生ボランティア) / ボールゲーム / ・ベンチにこしかけての視覚障害者用卓球
・シッティングバレーボールを簡略化したもの
・ラージボール(バランスボール) / 健常学生がローテーションをして一緒にゲームをできるようにした。 / あるものを利用して、金か工夫の連続であった。
階段の上り下りに時間がかかるため、更衣室に配慮した。 / SAに連絡帳をつけさせました。 / SAには貴重な体験になった。

全盲 スイミング

視覚障害全盲 / 健常学生と混在して受講 / 助手をつけた(TA) / スイミング / 25mプールを、歩く、泳ぐ、シュノーケリング。泳ぎはフリー、バックであった。 / スイミングの経験があったので健常学生と同じように出来、スムーズに授業が進められたと思われる。 / ・プール内で教員の声が響いてしまったので、TAに復唱してもらった。
・更衣室からプールサイドへの移動をTAに手伝ってもらった。 / 点字資料 / 事前講義は点字資料を準備した。
実技では、大きく、ゆっくり話をする。手とり足とりで動きを確認させた。 / スイミングは自分のペースで出来るので、健常学生と一緒の受講でもさほど問題はないかと感じられた。もちろんTAがついた状態ではあるが。マスクとシュノーケル、フィンを購入し、学外のスイミングで使用していたようである。

上肢機能障害 卓球

肢体不自由上肢機能障害 / 健常学生と混在して受講 / 担当教員1人 / 卓球 / ・下肢機能障害は車椅子での受講であったが、健常学生とペアを組むなどして実施した。
・上肢機能障害の場合は、片側肢は健常だったため、健常肢でサーブを投げ上げて打つなどの技術を修得させた。 / 健常者とダブルスを組むようにし、シングルスよりもダブルスの試合形式を多くした。 / 通常の卓球台は、車椅子を用いる場合、少し高い。 / 特別ルール: 車椅子者がいるチームは、ダブルスで連続して同一人が打球しても可。 /

弱視 音が鳴るボールゲーム、ストレッチ

視覚障害弱視 / 障害学生対象クラスでの受講 / 複数教員 / 音が鳴るボールゲーム、ストレッチ / アシスト教員を入れて、少人数クラスで行った。私は、アシストを行った中の1人である。
*ただし、公立高校の体育実技で半年間、交代教員としてアシストしたもので、継続したものではない。
*保健の授業では、机の前に大きなモニターを置いて黒板の文字を撮影し、受講していたのが印象的である。その際、特別に介助しなくても、1 人で行うことが出来、ノートをとっていた。 / 選択授業でレクリエーションを選んだ学生と一緒に、アシスト教員と共に、健常学生と障害学生が楽しめるよう、ルールを変更した。 / ・音の出るボール
・フラットな場所を選び、声をかけて行った。 / 拡大文字資料 / ・大きな声かけ
・友人が心がけて声かけをしてくれた。 /

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筑波技術大学
教育関係共同利用拠点事業事務局

〒305-8520
茨城県つくば市天久保4-3-15
筑波技術大学
障害者高等教育研究支援センター

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