全盲 バレーボール、卓球を主として扱う(アダプテッド・スポーツという教科の中で)

障害の種類 /
受講形態 健常学生と混在して受講
指導体制 受講中の学生が補助
行った種目 バレーボール、卓球を主として扱う(アダプテッド・スポーツという教科の中で)
活動内容 バレーボール、卓球を主として題材にし、ルールや用具を工夫してゲームをおこなう。異なる障害の学生が混在している場合もあるが、その学生が楽しめるようにルールや用具を考えてゲームを実施している。ルール・用具工夫の際には障害のない学生も一緒に考えてもらうようにしている。
指導の際に工夫・苦慮した点 説明の時間が長くなりがちであるため、運動量が確保できているか気になる。
受講生が補助をしてくれるので助かっているが、アシスタントがいると良いと常に思う。
用具・設備で工夫した点 ・特に視覚障害の学生が多い(かった)ので、音の鳴るボール等を大学に準備してもらった。
・受講生全員に障害の特性を理解してもらうよう、当事者に自己紹介をしてもらい、留意事項を伝達した。
用具・設備で苦慮した点 ・全体の受講人数が多いと、用具の数が足りない。
・ルールの説明に時間がかかりすぎてしまう。
学生とのコミュニケーションで用いたもの 拡大文字資料 その他(事前に資料はデータで渡す)
コミュニケーションで工夫した点 具体的な言葉での説明を心がけている。そのせいで、他の受講生にもわかりやすい説明になったと思われる。
コミュニケーションで苦慮した点
体育指導の成果・発展的事例 障害のある学生がいることで、障害に対する理解が深まる。授業がきっかけとなり、障害のある学生の友人の輪が広がりサークルを立ち上げた例もある。障害のない学生の中に、スポーツ嫌いの学生が多く受講しているが、その子たちのスポーツに対する意識の変化が見られる。

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筑波技術大学
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