障害の種類 | 視覚障害 / 全盲 |
---|---|
受講形態 | 健常学生と混在して受講 |
指導体制 | 助手をつけた(TA) |
行った種目 | アーチェリー |
活動内容 | 全盲学生用に身体を合わせた十字形背板(固定)を設置し、これに身体背面を触れさせて身体を固定して行った。又、指導においては動きをイメージしやすい言葉を選んで行った。 ・背板の縦には細い棒を付け、体の中心を合わせるようにした。 ・押手(弓を持つ手)には背板にくさびの切り込みを入れた板を取りつけ、その切り込みに腕を合わせて方向を決めるようにした。この板は上下左右に調節できるようになっている。 |
指導の際に工夫・苦慮した点 | ・毎回同じフォームをどう自覚させるか ・射た矢がどこへ行ったかを知らせる、又は判断させるか用具 |
用具・設備で工夫した点 | 同じフォームが毎回自分で確認できるように、特別な固定した背板を作成した。 また的の中心に段ボールを付け、当たる音に違いをつけた。 |
用具・設備で苦慮した点 | ・背板の製作 ・矢がどこへ行ったか、どこへ刺さったかを本人が判別できない |
学生とのコミュニケーションで用いたもの | |
コミュニケーションで工夫した点 | なるべく具体的な動きがわかるように言葉を選んで説明した。 |
コミュニケーションで苦慮した点 | |
体育指導の成果・発展的事例 | ・通常では体験できない事ができること。 ・通常のクラスで他の学生と同じように参加できたこと。 |