全盲 アーチェリー

障害の種類 /
受講形態 健常学生と混在して受講
指導体制 助手をつけた(TA)
行った種目 アーチェリー
活動内容 全盲学生用に身体を合わせた十字形背板(固定)を設置し、これに身体背面を触れさせて身体を固定して行った。又、指導においては動きをイメージしやすい言葉を選んで行った。
・背板の縦には細い棒を付け、体の中心を合わせるようにした。
・押手(弓を持つ手)には背板にくさびの切り込みを入れた板を取りつけ、その切り込みに腕を合わせて方向を決めるようにした。この板は上下左右に調節できるようになっている。
指導の際に工夫・苦慮した点 ・毎回同じフォームをどう自覚させるか
・射た矢がどこへ行ったかを知らせる、又は判断させるか用具
用具・設備で工夫した点 同じフォームが毎回自分で確認できるように、特別な固定した背板を作成した。
また的の中心に段ボールを付け、当たる音に違いをつけた。
用具・設備で苦慮した点 ・背板の製作
・矢がどこへ行ったか、どこへ刺さったかを本人が判別できない
学生とのコミュニケーションで用いたもの
コミュニケーションで工夫した点 なるべく具体的な動きがわかるように言葉を選んで説明した。
コミュニケーションで苦慮した点
体育指導の成果・発展的事例 ・通常では体験できない事ができること。
・通常のクラスで他の学生と同じように参加できたこと。

お問合せ先

筑波技術大学
教育関係共同利用拠点事業事務局

〒305-8520
茨城県つくば市天久保4-3-15
筑波技術大学
障害者高等教育研究支援センター

お問い合わせ
体育実技事例集
動画資料
メールマガジン